鳩山総理が、国連演説を通じて、これまでにない日本独自の姿勢と高い目標を掲げたことは、NGO出身の新人議員としても、一国民としても、嬉しいことでした。このように明確な姿勢と高い目標をはっきりと示すことが、なにより今、低迷し閉塞感のある日本社会の空気を変えて私たちひとりひとりの元気や活力につながる第一歩であると確信しています。
1 世界的な経済危機への対処
2 「核なき世界」にむけた国際的な取りくみと「非核三原則」の堅持
3 地球温暖化防止として2020年までに1990年比25%CO2削減目標
4 平和構築や貧困・開発への民生支援
5 「東アジア共同体」の構築
鳩山総理は『5つの挑戦』としてこれらの分野をあげました。とくに、核軍縮・核不拡散、地球環境問題、平和構築や貧困・開発支援は、さまざまなNGOが、この数十年間、国境を越えて市民社会とともに取り組んできた課題群です。ようやく日本においても、先進各国がそうであるように、政権が新しい時代の課題に対して積極的に取り組むことが可能になりました。これも、国民のみなさんひとりひとりが変える力となって古い政治を動かした一結果です。
気候変動問題について、たとえば、温暖化ガスの高い削減目標は経済成長の大きな足かせになると考える人もいるかもしれません。しかし、日本が目標をあげることによって、アメリカや中国など主要排出国を巻き込んだ厳しい削減目標で合意できれば、優れた環境技術や省エネ技術をもつ日本がさらに注目されることになります。新しい環境産業の育成や新しい雇用の創出に必ずつながり、それが、わたしたちの持続可能な社会や生活につながっていきます。
外交と内政は、決して、別ではなく、新政権の軸である「友愛」「生活第一」の姿勢が内外にしっかり示され、新しい国づくりが進んでいくと確信します。いま、たいへん厳しい暮らしが続き、さらに失業が増え賃金も下がると懸念されるなかで、マニフェストの早期実行と同時に安定した国際社会の環境づくりも大きな責任であると考えています。












