衆議院議員 くしぶち万里

日々の想い [BLOG]

沖縄の「現実」

沖縄の「現実」は、日本の「現実」か。

この連休中、鳩山総理が普天間基地問題で初めて沖縄現地を訪問しました。メディアはじめ多くの世論は鳩山総理の発言や行動を一斉に批判し、非難する声が強まっています。

わたしは、鳩山総理の信念は間違っていなかったと思います。
しかし、日本のリーダーである総理が困難を承知のうえで新しい政治意思と決意を示したにもかかわらず問題解決できないとすれば、65年続いてきた戦後日本の「現実」がいかに厳しく深刻であるか、改めて、その事実を目の前にたたきつけられる思いです。

大きな変革は、鳩山総理一人では決してできません。いままで日本の政治指導者のなかで、日米安保の維持およびアジアにおけるアメリカのプレゼンスという「現実」と、沖縄県民に65年以上も過重の負担や恐怖を押しつけてきた理不尽な「現実」という、二つの現実に対して果敢に挑む政治指導者がいたでしょうか。

世界の勢力図が大きく変わっているいま、日本の安全保障の確立と沖縄県民の安心と安全を守るという国家の基本問題に対して、政治家の信念と良心で忍耐強くジリジリと不断ない挑戦をしていく努力の大切さを深く実感します。困難だからこそ挑戦することに、新しい時代を拓く政治の役割があると考えます。

日本の安全保障の問題は、いうまでもなく、沖縄の問題、地域の問題ではありません。

問題は終わっていない。一政治家として、一国民として、引きつづき、日本の安全保障の確立と沖縄県民の安心と安全、そして、東アジアの平和と安定のために努力を続けたいと思います。

これまで基地問題に関わってきた人も、そうでない人も、沖縄の「現実」・日本の「現実」に新たな地平を拓いていくため力を集めていこうではありませんか。

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